地球環境保全のためにRDFを製造! それは発電で還元!!

固形燃料(RDF)化施設

【宮田町外三町地域(鞍手郡全町)の広域的・集約的ゴミ処理施設】




 宮田町郵便局から県道を鞍手町に向かって1qほどの「宮田町民球場」のすぐ隣に「くらじクリーンセンター」があります(下地図参照)。
 総事業費約35億円で、平成14年9月に1年半の長期の工事を経て建設されました。
 敷地面積9,720m2、工場・管理棟(一部3階)延床面積4,033m2、その衛生的、近代的な施設に圧倒されます(左写真)。
 このような広大な施設を13人の方だけで操業してあるとのこと。

 右地図のように広域的、集約的にごみ回収・処理に取り組むことにより、宮田町、若宮町、小竹町、鞍手町の自然環境・生活環境をまもり、資源循環型社会システムの構築を推進しています。





◇趣旨・概要◇

 今日、私たちを取り巻く自然環境は、さまざまを問題を生じています。とりわけ、毎日排出するごみは、生活様式や経済活動の変化にともない、質量ともに多様化し増加いたしており、適切な処理が極めて重要な課題となっています。
 以前から、宮田町外三町じん芥処理施設組合(鞍手郡四町で構成)は、従来の焼却処理から固形燃料化へと、環境への負担の少ない「循環型ごみ処理施設」の建設へと鋭意取り組んできました。
 この度、平成14年9月に竣工しましたごみ燃料化施設「くらじクリーンセンター」は、処理能力日量66トン/日とし、厚生省(環境省)の12年度・13年度廃棄物循環型社会基盤施設整備の国庫補助事業を導入しています。
 この施設で製造された固形燃料(RDF)は、福岡県・大牟田市及び関係する28市町村並びに電源開発(株)等が参加する「大牟田リサイクル発電(株)」の発電所の熱源として供給されています。
 美しい郷土を次の世代に残して行くため施設の機能を最大限に生かし、地球環境の保全の向上に努めようとしている当組合に、ご支援・ご協力をお願いします。
               (参考:「くらじクリーンセンター」パンフレット「あいさつ」)





◇発電までの流れ(概要)◇

 左写真:4町のエリアにおいて、家庭からの「燃えるゴミ袋」が半数以上、それに工事現場から、そして鞍手町泉水の大型ゴミ処理場から出された可燃物粗大ゴミなど、このピット(約10m×約25m)一杯に蓄えられ、クレーンでRDF加工ルートに供給されていきます。 
 左は、工場施設内(2,509m2)の写真です。中央操作室からコントロールされていて、人の姿を目にすることができませんでした。実に近代的な施設であると感じ入りました。 

 上の工場で加工されたRDF(左写真、右にボールペンが見えます)は、ごみを破砕・乾燥し、薬剤添加、圧縮成形したクレヨン状のもので、次の特長があります。

  1. 悪臭をなくし、腐敗も抑えたクリ ーンな燃料です。
  2. 均質で燃焼性の良い燃料です。
  3. 壊れにくく、貯蔵・輸送などの取り
     扱いが容易です。
  ○ 形   状  円柱状(左写真)
  ○ 成形サイズ ¢20mmx50mm(左写真)
  ○ 含 水 率  10%程度
  ○ 熱   量
   15,000〜19,000kJ/kg
   (3,600〜4,600kcal/kg)

 意外と香ばしい(!?)においがして、感じの良いものでしたよ。 

 左写真は、RDF搬送車(最大積載13d、2台あります)でもって、RDFを1日に約30d、下の大牟田市まで搬送します。平成15年1月現在、一日に1〜3回搬送しているとのことでした。
 製造された固形燃料(RDF)は、大牟田リサイクル発電株式会社(左写真、場所:右地図赤○印)で、固形燃料(RDF)を燃焼し、蒸気・電気等のエネルギーとして再生します。



ちなみに(本HP担当者から)◆

当施設で、1日にRDF30d製造

その熱量 約4,000(kcal/kg)×30,000s=120,000,000(kcal/kg

一日の熱量1億2千万キロカロリー

この発電によって、RDF1dあたり76.3Kw/h(1時間あたり約76キロワット!) 

※大牟田リサイクル発電所から聴取(本HP担当者)

鞍手郡全てで、1時間につき 76.3kw×30d=2,289Kw/h

これは一般家庭の3,000世帯分ほどになるとか!!

宮田町は、8,600世帯ほどですから、この還元分の大きさが分かります。

こうしてみなさんに還元されています。

素晴らしいことです。




◇処理施設の紹介◇

 左は「中央操作室」です。

 コンピュータ、全面のモニター画面などで、ほとんどを制御できるとのことでした。

 ゴミ回収を適正に行っても、そのゴミには、RDFには不適な物質などが混じっています。
 そこで、右図のように、鉄、アルミ、不適物と分ける処理工程が組まれています。素晴らしいですね。

 そのゴミには、不適物以外にも「水分」を減らす必要があります。右写真のようなドラム状の乾燥機(長さ10m以上)で10%程度までにします。
 この当施設内で最も大きなものでした。

 いよいよ最終工程です。

 右は、1個のRDFは、直径2p、長さ5pほどに成形する機械です。



◇主体・連絡先◇


 ● 当施設事業主体
  宮田町外三町じん芥処理施設組合

 ● 当組合・施設の所在地・連絡先
  〒823-0003 福岡県鞍手郡宮田町大字本城1593番地の38
          Tel 0949-32-2174 
          Fax 0949-33-2546


(参考資料:「くらじクリーンセンター」パンフレット)

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